2023.09.12

【展示会フライヤー】フライヤーの役割と展示会で活用するときの注意点を解説!!

展示会情報

OkHa

 

フライヤーとは?

フライヤーの語源は、英語で「空を飛ぶ人」を意味する「flyer」からきていると言われてます。古くは飛行機から広告を配っていたことから、そのような広告物を「フライヤー」と呼ばれるようになりました。

 

現在は空からの広告物の配布は行われていないので、ポストに投函される広告物やお店に置いてある持ち帰り用の広告物を「フライヤー」と呼んでいます。

 



チラシやビラとの違い

チラシとは「散らし」を語源としています。撒き散らすことを目的としており、フライヤーよりもポスティングや人々に配っている広告物といった意味合いが強いです。ビラは日本語の「片」や擬態語の「びらびら」が語源とされています。

 

チラシとビラに意味合いはあるものの、実際にはフライヤー、チラシ、ビラに定義に則った明確な違いは存在しません。一般的な使い分けは「人に配るもの」がフライヤー・チラシとされ、「人目につくところに貼ってあるもの」がビラとされています。

 

また「人に配るもの」でもA4サイズよりも大きいものをチラシ、厚みのある紙で作られているものをフライヤー、と区別して呼ぶことも増えてきました。

 



フライヤーの役割

フライヤーの役割ですが、チラシよりも不特定多数に配るといった意味合いは少なく、特定の人に魅せるといった役割を持っていると言えます。そのためフライヤーと呼ばれるものはチラシよりもサイズが小さく、しっかりとした紙質であることが多いのです。

 



フライヤーはデザインが重要

特定の人に魅せる役割があるフライヤーは、当然チラシやビラとは異なるデザインに凝ったものである必要があります。ただ目的もなくオシャレでカッコイイ見た目に仕上げれば良いといったわけではありません。戦略や成果が出る仕掛けもデザインに含めて考える必要があります。

 



展示会用のフライヤーを制作するときの注意点

ターゲットを明確にする

来場者がフライヤーを受け取った際に「自分に関係がある製品・サービスなのか」がすぐにわかるデザインを心掛けましょう。

 

強みが分かりやすい

展示会では自社と同じような製品やサービスを提供している企業が他に存在していることが多いです。そのため自社の製品やサービスを選ぶべきなのか、という明確な理由づけが必要となります。

 

競合他社と差別化を図ることができる根拠をしっかりと掲載しましょう。

 

利用シーンをイメージすることができる

見込み顧客が自社での利用シーンをイメージできなければ、興味を喚起することはできません。どのような課題が製品やサービスを使うことによって、どう解決されるのかを示すことで、見込み顧客に我が事として関心を持たせるようにしましょう。

 

具体的な価格が記載されている

見込み顧客が製品やサービスを検討する際、価格は重要なポイントです。実際にはケースによって価格が変動する製品やサービスも多いでしょうが、参考価格でも構わないので具体的な価格を盛り込むようにしましょう。

 

両面印刷がオススメ

片面ではスペースが限られ、多くの情報を盛り込むことが困難です。両面印刷にすることによって、表面と裏面を使い分けて製品やサービスの具体的な内容を含めた案内が可能となります。関心の高い見込み顧客だけ両面を読むため、関心の低い展示会来場者に無駄な時間を取らせない点もメリットと言えるでしょう。

 

参考記事:【担当者必見】展示会に出展する目的、展示会の種類、用意すべきツールなど総まとめ

 

参考記事:【展示会チラシ】集客にチラシが効果的な理由と作成ポイントを制作会社ディレクターが解説!!

 



まとめ

フライヤーとは、チラシよりも「より魅せる広告物」であり、そのためにはデザインが重要です。そして展示会におけるフライヤーの役割は、成果が出るまでの仕掛けが重要になってきます。展示会ブースで手渡しする、ラックを設置して自由配布するなど用途は多数です。

 

展示会出展で得た全ての見込み顧客が直ちに商談へ結び付くとは限りませんが、製品やサービスに対して興味を持ってもらうための良い機会です。

 

フライヤーを効果的に利用して展示会を成功させましょう。

 

 

 

参考記事:【展示会成功の秘訣】面白い仕掛けで来場者の注目を集めよう!!

 

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