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2023.09.11
【展示会パンフレット】デザイナー歴25年のプロが教える展示会パンフレットの作り方
展示会情報
プリティー桃
効果的なパンフレットとは?
同業他社が多数集まる展示会。
そのほとんどの企業が自社のパンフレットを用意する事でしょう。
その数あるパンフレットの中でも、目を引かず内容がわかりづらいパンフレットは見られずに処分されるだけとなります。
では、展示会で効果的なパンフレットとはどのようなものなのか?
まずは押さえるべきポイントを3つお伝えします。
①簡潔でわかりやすい
来場者に決裁権があるとは限りません。
誰が見ても理解できるような簡潔で分かりやすいものが必要です。
自社のサービスや商品を事細かに延々と説明してるような内容は読む気もなくなります。
補足部分はPR動画や口頭で説明することを想定し、要点をずばり抽出することが大切です。
参考記事:【展示会PR動画】効果とメリット、制作時のポイントを徹底解説!
参考記事:【展示会動画】最適な動画の時間(尺)はどのくらいなのか?を解説します!
②目立つ為の差別化
先述したように、多数の企業が用意したパンフレットの中で廃棄されない為にはパンフレットの差別化も必要になります。
デザインで差別化を図る、形状で差別化を図る、付加価値としてノベルティを用いて差別化を図るなど来場者への印象付けは必須です。
参考記事:【展示会ノベルティ】来場者を惹きつける効果と定番アイテムをご紹介
③次につながる
展示会において最も大切な成果はクロージングに至るかどうか。
すなわち商談成立もしくは後日のアポが取れるかどうかです。
表紙で興味を引き、さらっと目を通しただけでも内容がわかりやすくまとまっている・・
そんなパンフレットが次のステップに進めます。
ちなみに名刺交換よりもパンフレットを見て連絡をいただいた方が成約率はぐっと上がります。
【必ず役立つ!】パンフレット制作時のワンポイントアドバイス!
インパクトがあり興味を引く表紙を
来場者にパンフレット渡した際、少なからず表紙だけは必ず目にしてもらえます。
ただ、その後中身を読んでもらえるかゴミ箱行きか・・ 表紙次第と言っても過言ではありません。
自社の魅力、サービスや商品が一目で伝わるイメージやキャッチコピーを用いる事が大切です。
コンセプトが明確なパンフレットは埋もれることはありません。
オリジナリティ溢れる仕様を
A4両面や二つ折り・三つ折りのスタンダードな仕様が多用されるパンフレットの中で、ひとまわり小さいサイズにしたり表紙に窓をつけ状況に応じて表紙のイメージを変更したり、はたまた円形のパンフレットにしてみたり・・
オリジナリティあふれるパンフレットは来場者の目を引き、話題を作ることにも一役買ってくれます。
QR・ARの活用
WEBからの情報伝達がメインの昨今、紙媒体とのクロスメディアは定石であり欠かすことはできません。
その入り口の一つでもあるQRは必要不可欠です。
自社サイトへの誘導はもちろん、各種SNSへの誘導など様々な用途で使う事ができます。
予算があるのであればARも活用し、さらにオリジナリティ溢れるパンフレットを作る事もできます。
まとめ〜中小企業こそパンフレットに注力するべき〜
いかがでしたでしょうか?
パンフレット制作時のポイントとアドバイスをご紹介してきました。
限られた予算の中で比較的安いコストで作る事ができるパンフレットは展示会出展を検討されている中小企業にこそ必要なツールと考えます。
アイデアと工夫次第で費用対効果は膨れ上がります。
ただ一歩間違えてしまうとただの資源ゴミへと変貌してしまうのも事実。
そうならない為にも、制作でお困りの際は是非プロにご相談ください。