2018.03.26

沖縄備忘録 その③ 「ライフスタイル」

バラエティー

South Angler

 

沖縄に住むということ。

沖縄というと、やっぱり”リゾート”という印象が第一にくると思います。
確かに沖縄に旅行で来るのなら、そこには美しい海と常夏の太陽が迎えてくれるでしょう。
でも暮らしていくとなると、そこにリゾート感なんてものはほとんどありません。

暑いし、物価は高いし、所得は少ないし、娯楽施設はほとんどない。
あるのはただただ美しい海だけ。

一生食うに困らないだけのお金があれば
西海岸に別荘でも建ててリゾートライフを満喫できるのかもしれないけれど
現実はそうではないわけで、目の前にあるのは、厳しい現実。

今、ニュースで騒がれている沖縄は、米軍関係の基地問題や事件ばかりが目につきます。
こっちに来る前と後では、随分と基地問題に対する自分の考え方も変わりました。
詳しくは控えますが、色んな意味で基地は沖縄の一部になっている!という印象です。

これはマスメディアの報道だけを見聞しているだけでは決して知ることのできない事実であり
住んで初めて気付かされた事でもあります。

決してマスコミが煽っている、県民の総意なんてものは存在しません!
これはキッパリ言えます。よく考えたら当たり前のことです。

まぁ、難しい話は得意ではないし話題が逸れてしまうので、この辺にして
色々と問題を抱えた沖縄ではありますが
それでも人々は日々逞しく生きています。

海は日常にある

先ほど、あるのはただただ美しい海だけ。と書きました。
確かに沖縄の海は、他の都道府県では
決して見ることのできない異国情緒溢れる美しい表情を見せてくれることでしょう。

沖縄に来た当初は、釣りやビーチパーティーで頻繁に海に行っていたけど
それでも、3年も住むと人は環境に順応していきます。
あれほど感激した海も日常の一部に溶け込んでしまうのです。

それでも、この海がなければ沖縄ではない!
という思考が沖縄の人々の心の中に
しっかりと根付いていると感じます。

そこには海があっての暮らしがあるのです。

★こちらも合わせてお読みください★

沖縄備忘録 その①
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沖縄備忘録 その② 「物価」
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