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表現のルール「トンマナ」=「トーン&マナー」

2017/05/08

 

はい、こんにちは。担当のぽんです。
物作りをしている方には経験があるかもしれませんが、一つの作品を
数人で作る場合、色味や形、表現方法がみんなバラバラに仕上がってくる。
なんてこと、ありませんか?
ここではそんなバラつきを統一させるための、ルール決めについて
記事にしていこうかと思います。

トーン&マナー(トーン アンド マナー)。

俗に「トンマナ」と呼ばれ、表現の一貫性を保つための表現スタイルや方法などのルールのことを言います。

これには、デザインの色や形などに加え、属性やキャラクターも付けられます。

例えば、缶コーヒーは上品さや落ち着いた大人っぽさを。
炭酸飲料には爽快感や豊かさのパッケージデザインがされています。(一部を除き)
もし、コンビニにある商品が全て白一色のパッケージだとしたら?
どんな商品か、わかりもしませんね。

極端な例でしたが、その物の価値に合った表現方法をすることは、
とても重要となります。
それっぽい、その商品やそのブランド「らしさ」を表現する事で、
購買意欲を湧かせる事ができるのです。

物作りをするチームとして、全員が何を表現するべきかをはっきり認識していると、
最初から最後まで関係者全員が同じ目標をイメージすることが出来ます。

これは途中でデザインの方向性が変わってしまわない様にするために、
とても必要なルールとなります。

デザインにおいてトーン&マナーを定義する方法は、次の事を探って行きます。

・その物の価値を洗い出す
・その価値を表現する言葉を探し出す
・その言葉に合ったレイアウト、フォント、色などの具体的デザインを探し出す

この3つが揃ったところで、トーン&マナーとなるのです。

実はみんな無意識にトンマナしてる

トーン&マナーはデザイナー限定みたいな感じに思えるかもしれませんが、
そんなことはありません。
恋人の誕生日、なにかプレゼントを贈るときに、その恋人の性格や好み、
渡す場所や時間などを考え、もっとも相応しい物を誰もが選びます。

宅飲みをするのに料理を作ろう。そう考えた時に味だけではなく、
楽しさや驚き、一体感なども選ぶ料理の基準になりますよね。
つまりは、トーン&マナーはデザイナーのみならず、誰でも日常で行っていることなんです。

デザイナーはその思考を個人に留めず、全メンバーと共有できるように
言語化や可視化することが求められます。

現代社会において「ルール」は必要不可欠で、僕らに安心と安全を与えています。
デザインでも同じくトーン&マナーがあるから、チームのデザイナー達は安心して
作業を進める事ができるのです。

さて、今回はトーン&マナーについて記事にしましたが、みなさんは理解できましたでしょうか?

ルールというと堅苦しいイメージもありますが、
全員で同じゴールを目指すためには必要不可欠なので、
是非活用してみて下さい。

 

 

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