2017.06.09

グラフィックデザイナーに関わる技術の進化

印刷の基本

adluckdesign

 

はろはろー!!

「ワープロ」ってググってショッピングで検索すると・・
やっぱり中古ばっかりなんですね。。
そりゃそうですよね。

でも1980年のワープロの平均単価は200万円くらいだったみたい。
ゲームウオッチの発売された年ですね。

「またジジイの昔話」という声が聞こえてきそうですが
あなたもそのうち来ますから。
中年になって昔を懐かしむ時が。

心は今もガラスの十代、アキミンです。

さてさて、今わたしたちがDTPで広告を作る時に必要な時間は
簡単なものなら数十分もあればディスプレイ上ではカタチにできます。

必要なものはPC・ソフト・フォント・画像データなどですかね。

もしあなたがDTPというものが無い時代に生まれ就職するとしたら
広告や印刷業界に入りましたか?

そんなこと分かりませんよね 笑

自分がこの業界に入った時代は
電算写植から徐々にDTPへ移り行く時でした。
イラレのバージョンで言えば3.0ですね。

知られざる活版印刷!

そんな時代よりもさらに前に名刺やハガキの印刷などで
活用されていた活版印刷というものがあります。

一文字ごとにハンコのような版があり、
それを並べて文章にするものです。

英語はアルファベットと数字がメインなのでかなり昔から使用されていたようですが
日本は膨大な漢字があるので普及するのが19世紀末あたりからだったようです。

はい、ではイメージしてみましょう!!

あなたの名刺を活版で組むことを。

一文字ごとに文字の版を棚からチョイスしてきます。
(実際には現在のようにポイント数や書体など自由な文字組みはできません)

自分の名刺の文字数を数えてみると
アルファベット・数字・漢字・カタカナを合わせ
217文字ありました。

この版を集めながら並べます。

何時間かかるのでしょうか。。

超絶根気の必要な仕事です。
【活版印刷】で動画検索してみてください!!

皆さんはこのような仕事はできますか?

また今では金属感たっぷりのロゴも
フォトショップを使えばわずかな時間で作れますが、
以前はレタリングして絵の具を溶きエアブラシで描いたものを撮影し
写真原稿のように扱ってました。

自分たちが今のように仕事ができるようになったのは技術の進歩なのですわ。

今ではフェイスブック社では頭で考えただけで文字入力が可能になる技術を開発しています。
数年以内に実用化目指しているみたいです。

となると~、もはやキーボードも不要ですね。

ん?たとえば、仕事中にエッチなこと考えちゃったら、、

周囲のスタッフから、、

とても危険ですね。笑

それでは、ちゃお、ちゃ~お!!

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