2017.06.23

個性的な色を使いたい時は 特別な色を使う!!

印刷の基本

MIKI

 

こんにちは! デザイン担当のMIKIです。

特色って・・・何?

印刷物に色をつける時によく使われる方法は
おもに「CMYKの掛け合わせ」です。
4色のインクでたくさんの色を表現できる便利なものです。

ですが、
蛍光色や特別な光沢のある色などCMYK掛け合わせでは
表現できない色もあります。

「あの色、CMYKで作れないけど…どうしても使いたい!」
なんてことありますよね。
そんな時に使えるのが特色です!

特色はCMYK掛け合わせで表現できない色を使うために特別に調合したインクのことです。
ここでは特色を使うことでどんなことができるのか
詳しく紹介していきます!

 

特殊な色を使える

CMYKの掛け合わせで表現できない色の代表的なものは
金属のような光沢を持つメタリックカラー
鮮やかな蛍光色です。

特色はこれらの色を作り、
印刷物に使うことができます。

こういった特殊な色をデザインに使えばインパクト抜群!
注目を集めること間違いなしです♪

 

安定した色を出せる

CMYKの掛け合わせは印刷環境によって
色に違いが出てしまうことがあります。
特色であればあらかじめ1色のインクを作ってあるため、
同じ色を安定して使うことができます!


また、CMYKの掛け合わせは網点で色を表現するため
細かい部分が見づらくなることがありますが、
特色なら細かい部分もシャープに見せることができます。

このように、蛍光色などの特殊な色で無くても
特色を使うメリットはたくさんあります!

コーポレートカラーなど
変わって欲しくない色には特色がぴったりです♪

ただ、特色は1色ごとにインクを用意するので、どうしてもお値段が高くなりがちです。
皆さんもメリットとデメリットを考慮し特色とCMYK掛け合わせを上手く使い分けて
良いデザインを作りましょう!

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CMYK掛け合わせ? たった4色で色が印刷される仕組み
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