2018.03.13

【デザイナー必見】フォントのコンセプト!

デザイン制作

adluckdesign

 

こんにちは!コマツです。
みなさんが何気なく使っている「フォント」。実は色々奥が深いんですよ・・・。

今回は「フォントのコンセプト」について調べてみました。
なるほどね〜と思ったことが色々あったので制作のアイディアになるかも!

フォントの種類はいくつなの?

私達が何気なく見ている文字のほとんどがまず何かしらのフォントなのですが
その数は数える気力が無くなるくらい膨大です・・・・。
(正確な数字は数えられないですが日本語フォントだけでも約3000種類だそうです)
ここに英語のフォントやフリーフォント、メーカーフォントなども入ってくると考えると
とてつもない数だという事が分かります。

フォントにもコンセプトがある!その1

これだけの種類があるフォントですがもちろんそれぞれにコンセプトがあります。
ひとつ例を出して説明すると「メイリオ」というフォントがあります。

このフォントは画面上で見た時と印刷した時の相違をなるべく減らそうと
クリアタイプというスクリーン解像度を調整して文字を鮮明に見せる
スムージングの技術で生み出された次世代ゴシック体だそうです。

難しいことが書いてありますが画面で見る際に優れた可読性を持ち、
印刷にも対応できるフォントだということです。
このフォントはWindows Vista以上には基本的に備わっているメジャーなフォントだと言えるでしょう。
ちなみに名前の由来は「はっきりと見分けがつくこと」を意味する「明瞭」から来ているそうです。

出典:TYPE C4
http://www.type-c4.com/concept/meiryo.html

こちらがメイリオのファミリー一覧です。

フォントにもコンセプトがある!その2

次は明朝体のフォント「リュウミン」を紹介します。
大手メーカーのモリサワさんを代表するフォントです。
このフォントは歴史が古く原型は1959年に完成していました。

その後デザインのブラッシュアップやファミリー化(太さの段階化)を経て進化し
今でも使われることが多いフォントだと言えるでしょう。

私自身も明朝=「リュウミン」ってくらいよくお世話になっています。
ちなみに名前の由来は森川龍文堂(金属活時代の社名)の「龍」と明朝体の「明」から来ているそうです。

出典:株式会社モリサワ
http://www.morisawa.co.jp/culture/inside-story/1998

こちらがリュウミンのファミリー一覧です。
(種類が多いため一部のみになっています。)

意外と知らないフォントのコンセプトについて調べてみました!
自分が好きなフォントや面白い形をしたフォントについて調べてみても面白いですよ

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