アドラク！デザイン担当のakitsugiです。
Adobe社製グラフィックソフトのIllustrator（イラストレーター）とPhotoshop（フォトショップ）は、
デザイナーには欠かすことのできない存在です。
しかしブログを読んでいる皆さんの中にも「名前は知っているけど違いがよく分からない」方や、
「どうやって使い分けているの？」と疑問を抱いているの方もいらっしゃるかと思います。
そこでまずはこの2つのソフトの違いをザックリとまとめてみたいとおもいます。

そもそも何が違うのか

まずIllustrator（イラレ）とPhotoshop（フォトショ）の2つの最も大きな違いが「画像方式」です。
Illustratorはベクター画像を扱うソフトであるのに対し
Photoshopはビットマップ(ラスター)画像を扱うソフトです。
ベクターとかラスターとか何のこっちゃという感じですがつまりはこういうことです。

かわいいうさぎさんで比較してみました。

違いは一目瞭然ですよね？
イラレの特徴であるベクター画像はベジェ曲線を用いた線と面で作る図形です。
なのでイラレに向いている加工は
・文字組やレイアウトの作成
・ロゴやイラストの作成（拡大・縮小が自由にできるため様々なサイズに対応できる）
というように、単純な線・正確な図形を使ったイラストや画像素材を配置してデザインするレイアウトの作業です。

これに対しフォトショの特徴であるビットマップ画像はドットの集まりでできています。
つまりフォトショが向いている加工は、
・写真や素材を作る
・全体の色味やトーンの調節
・手書きっぽいイラストの作成
というように、写真のようなドットでできた画像の全体の調節や描画の作業です。

↓こちらのブログにも詳しく説明されています。
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現役グラフィックデザイナーはどっち派？「イラレ」と「フォトショ」

IllustratorとPhotoshopの違いは皆さんざっくりわかったと思います。
それぞれ役割が違うので、当然不自由無くデザイン制作をするには両方のソフトが必要なのですが
値段の方もかなりお高いのでどちらか一つしか選べない、という方もいらっしゃるかと思われます。
そこで今回は13人の現役のデザイナーに「あなたはIllustratorとPhotoshopどっち派ですか？」
というアンケートをとってみました。

結果は……

4対9でイラレ派の勝利！
ちなみに理由としましては
・文字情報を操作するのにイラレの方が向いているから
・レイアウトを組みやすいから

などの意見のほかにも

・仕事で使う頻度が高いから、使い慣れているから
・そもそもフォトショはデザインソフトではない
という意見もありました。

対してPhotoshop派の理由は
・仕事で文字の加工などをよくするので
という意見や

・扱っていて楽しいから
という意見もありました。

紙媒体のデザインをすることが多いデザイナーにはやはり
広い紙面全体をレイアウトできるイラレが人気なようです。

あなたはどっち派？

前述のアンケートでは圧倒的にいられ派が多かったのですが、
もちろん職種や用途によって結果は変わると思います。
どちらも一長一短でそれぞれに得意分野があるので
皆さんも用途や状況に応じて使い分けてみてくださいね！

 

いろいろ比べてみたい!?そんな方へこちらの記事がおすすめ！

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バナー広告の効果は色々！ バナーについて勉強してみた
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