2017.10.04

まったくの初心者に向けるアニメの作り方2 ・ざっくりとした作り方・

作業ノウハウ

カボ

 

こんにちは。
好きなアニメは子供向けのカボです。
子供向けアニメは動きがオーバーでコミカルで好きなんですよねぇ。
簡単な線でよく動くのが好きです。

ざっくりとしたアニメ制作手順

勘で作ってもいいんですけど、まず何をするのか何一つわからん!
て人も中にはいると思います。
一つの覚え書きとして動画作るのに何をすればいいのか簡単に書き出してみましょうか。

1.構想
2.演出コンテ
3.レイアウト、原画、動画
4.編集

すごくざっくりですが、やることはこの4工程かと。
もちろん、お仕事の現場などではこの限りでは無いですが、
ここでは初心者の自主制作を想定していますので
とりあえずはこんな感じで覚えておいてくれればと思います。
全部一人でやっちゃうぜ!

 

 



 

知っておいた方がいいこと

さて、工程の一つ一つをクローズアップするのはまたの機会にしておきまして。
映像を作る上で気にしておいた方がいいのが時間のことです。
映像ソフトで映像を作る場合、フレームレート(fps)という設定項目があります。
フレームレートとは、1秒間に処理できるコマ数です。
一秒間に何枚の絵を連続で表示出来るかの値と覚えるといいと思います。
フレームレートが増えれば、表示枚数が多くて滑らかに動きます。
逆にフレームレートが減ればカクカクとした動きになります。

一般的にアニメ業界では24フレーム。
CMやパチンコ映像等だと30フレームでの制作が多いです。
放送規格だと29.97なんてフレームもありますが・・・
自主制作の場合は好きなフレームレートで大丈夫です。
お仕事の場合はちゃんと確認しましょうね。

「日本のアニメは基本は24フレーム3コマ撮り」
なんて言葉を聞いたことある人も多いと思います。
これは24枚入れれる中に、1枚を3コマづつ表示させているということです。
つまり、単純に計算すると8枚の絵で1秒間動かしているのです。

フレームレートの違い

前の項目で説明したフレームレートですが、
何故作る前に説明したかと言うと、フレームレートが違うと動画で描く絵の枚数が違ってくるからです。
これって作業量と動きを考える時に直結してくるんです。
たとえば、この動きを1秒で作りたい。

これが12フレーム3コマ撮りだと間に入る絵は単純に考えて2枚です。
24フレーム3コマ撮りだと6枚必要になります。
この上限が違うと、作業量が大幅に変わってくることがわかりますね。
なので作る前に知っておいて欲しいことだったんです。

まずは簡単なところから

前項での説明に書きましたが、
フレームレートが少ないと入れられる枚数が少ないです。
枚数が少ないとカクカクしますが、
可愛い雰囲気になったりするので、あえて少ない枚数で制作したりもします。
作品によりけりですね。
慣れない内は少ない枚数で練習するのもいいですよ。

それではまた次回。

 

続きはこちら
まったくの初心者に向けるアニメの作り方3・動画を描いてみる・

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