2018.10.25

コート90kg??135kg?? 印刷用紙の名称と意味

印刷の基本

lassi

 

おはこんばんは。ラッシーと申します。

印刷通販サイトで紙を選ぶとき
「コート90kg」「コート110kg」などの表記を
見たことはありませんか?

「一体何の重さなんだろう?」と
疑問に思われる方も多いかと思います。

これは印刷用紙を原紙サイズで1,000枚を積んだときの重さなんです。
この用紙の重さのことを「連量」といいます。
連量が重くなるほど、用紙の厚さも厚くなります(*゚∀゚)

「そんなの言われてもピンとくるわけないだろ!」
という人のために用紙の厚さの目安は下記の通りです。
ご参考までに~~~~↓↓↓

● 58kg
使用例:大部数の新聞折込チラシ

● 70kg/73kg
使用例:新聞折込チラシ・冊子の本文用紙・一般的なコピー用紙

● 90kg
使用例:フライヤー・カタログ冊子の本文用紙

● 110kg
使用例:商品パンフレット・一万円札

● 135kg
使用例:週刊誌の表紙・ポスター・商品パンフレット

● 180kg
使用例:DM・郵便ハガキ

● 220kg
使用例:名刺 ポストカード

なんとなくイメージできましたか??
上記はあくまで目安であって同じ連量でも
用紙の種類によって厚さが多少異なります。

次は印刷用紙の種類についてちらっとご紹介(ノω`*)
今回は定番の3種類の紙をピックアップしましたよ↓↓↓

 



 

コート紙

低コストで発色がいいので大量印刷に適しています。

家電量販店やスーパーの折込チラシや、
週刊誌の表紙によく使われている用紙です。
しかし多く読ませるような書籍だったり、
エンピツやボールペンなどでの文字の書き込みには向いていません。

写真やイラストなど、とにかく発色重視の印刷をしたいときに(*´∀`)b

 

マットコート

紙の表面につや消しコーティング加工をした印刷用紙で、
光沢が抑えられ、表面はサラッとした質感になっています。

光沢をおさえてあるので文字も比較的読みやすく、
なおかつ写真も綺麗に表現でき上品な印象になります。

文字やイラスト写真をバランスよく見せたいのならマット紙を(*´∀`)b

 

上質紙

塗料が塗布されていないので表面に光沢や艶が少ない用紙です。

発色はコート紙系より悪くなりますが、
文字を多く使用した印刷物に向いているため
文集や議案書や論文や書籍等で主に使用されてます。

文字を多く使用した読物やペンで書き込むような印刷物を作成したい時に(*´∀`)b

いかがでしたか?
紙の種類はたくさんあるので調べてみると面白いですよヾ(*´∀`*)ノ

以上!ラッシーの用紙に関する疑問コーナーでしたノシ

 

 

紙について、コチラもどうぞ。

どれにしよう?印刷の紙

知れば知るほど興味が湧く!折り加工について