2017.09.19

ライトノベルの装丁がしたい

デザイン制作

adluckdesign

 

はじめましての人ははじめまして。ぬんぬんです。
アドラクでいろいろなテンプレート作っているのだが、大体がチラシかポスターで、
同じ印刷物なのに本の装丁には全く携わったことがない。
装丁。ブックデザインである。表紙から帯、本文のフォントや意匠。本全体のデザイン作業。
すごく大変そうだが一度は経験してみたい作業だ。
だって自分の手がけたデザインが、本屋の棚に堂々と並ぶのである。
想像するだにわくわくしてこないだろうか。

いろんな本がある

本と一口にいってもさまざまだが、自分が好んで読むのはライトノベルだ。
本屋のラノベコーナーに行くと見目華やかなタイトルが所狭しと並んでる。
ラノベ表紙を見ていてよく思うのが、
よくこんな小さい紙面に長いタイトルを収めてデザインできるなあということだ。
ライトノベルのタイトルは長文のものが珍しくない。

どれだけ長文だろうとタイトルが目立たなくては問題だ。
しかもタイトルでイラストが埋もれてもよくない。
本には帯もあるから、帯に情報がかぶるのもよくない。
これらの制限を守りながら読者の目を引く、ユニークなデザインでなければならない。
想像するだに大変だ。

それなのに本屋に並んでいるラノベ表紙はどれも秀逸で素晴らしいデザインで、
ブックデザイナーは本当にすごいなあと感心しきりである。

ただ、自分がどれだけ「ラノベの表紙デザインいいよ!すごいよ!」と
言ったところで何も伝わらないので、
自分が「いいな」と思った表紙の中から厳選した数冊を紹介しよう。

滅びゆく世界を救うために必要な俺以外の主人公の数を求めよ

すごい長文だ。
もし自分がこのデザイン頼まれたらいの一番に
「タイトルもう少し短くなりませんか?」と言うだろう。
どこかに目立たせるポイントがあるわけでもなく、
まるまる一つの長文がタイトルに採用されている。
しかしこの表紙はどうだろうか、これだけ長いタイトルなのに、
イラストもタイトルもどっちも引き立っている。
そして文字の並びだけで、キャラクターがこちらを覗き込んでいるような構図を作り出している。
思わず読者の目を引く特徴的な構図である。かっこいいいし、楽しい。

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異世界拷問姫

はじめてこの表紙を見た時、単純に「あ、こういうのありなんだ」と思った。
文字の向いている方向がバラバラなのに整って見えるのがなんとも奇妙な感じにさせられる。
「異世界」「拷問姫」というちょっと近寄りがたい単語が、
組み合わさって一つのデザインを構成していることで、すんなり頭に入ってくる。
このタイトルロゴだけで中身を読んでみたくなる。狂おしいほどすき。

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食べるだけでレベルアップ! ~駄女神といっしょに異世界無双~

背景単色でバシっと決まっているデザインは見ていて気持ちいい。
ザ・ライトノベルといった感じの派手な色使いと大きなタイトルロゴが楽しい。
部分部分でみればそこまで特徴的な要素はないのに、全体で見て躍動感があるデザイン。
個人的にただの静止画であるイラストに動きを与えるのがデザインだと思っているので、
こういう躍動感バリバリのデザイン大好き。
今にも動き出しそうな表紙なら、思わず手にとってもみたくなる。

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