2017.09.22

AfterEffectsの無料プラグインを使ってみる② ~Animation Composer~

作業ノウハウ

カシパン

 

After Effects(アフターエフェクツ)は、
アドビシステムズが販売している映像のデジタル合成やモーション・エフェクトなどを作成するソフトです。

今回はAfter Effectsの無料プラグイン「Animation Composer」を紹介したいと思います。

Animation Composerってどんなプラグイン?

Animation Composerは、複合的なモーショングラフィックスを
ドラック&ドロップで簡単に作成ができる便利プラグインです。

いままでは簡単なテロップのテキストアニメーションでも、
キーフレームやレイヤー構造が複雑になり、手間もかかってしまいがちでしたが、
このプラグインを使用することで、簡単かつスピーディーにアニメーションを作成することができます。

ここでは、簡単なテキストアニメーションの適用方法を紹介いたします。

テキストアニメーションの作成

まず新規コンポジションを960×540で作成します。
次に新規テキストレイヤーを作成し、任意の文字を打ちます。

作成したテキストレイヤーを選択した状態で、
「ウィンドウ」メニューから「Animation Composer」を選択します。

設定パネルが開き、アニメーションパターンの項目を選択します。
各項目のアニメーションは、右上の画面でプレビューできます。

適用したいアニメーションを「Apply as in」にドラックします。

次に同じ感じで光るネオンのような文字を作ります。
選択していたテキストレイヤーに出現するテキストアニメーションが追加されます。

逆に消失するアニメーションを適用したい場合は、
「Apply as out」にドラックします。

先程とは逆に消失するテキストアニメーションが追加されます。

インアウトのタイミングはレイヤー上の「TR In」「TR Out」と
表示されたマーカーをずらすことで、変更できます。

また動きのスピードなどの詳細は
「範囲セレクター」などの項目数値をいじることで変更できます。

Animation Composerは、トランジションなど多数のアニメーションパターンが用意されております。

別途で有償にはなりますが、バックグラウンドやトランジション、
アイコンアニメーションなど数千のアニメーションを利用することができます。

【完成動画】

 

 

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