2017.08.18

箱で考え、奥行きを意識すると デザインが変わる!?

デザイン制作

スズキ

 

こんにちは~!デザイン担当のスズキです。

作ってみたけど物足りない!
そんな時に役に立つかもしれない情報をお届け!
上手く使って楽しちゃいましょ♪

 

あれ?何だかのっぺりした感じになっちゃったぞ。。。?

デザイン制作で悩むことはいくらでもあって、散々悩んだ挙句になんかイマイチ。。。
どれもこれも同じような大きさや配色で、結局全部目立ってない。

そんな経験はありませんか?
スズキもまあよくありました。
情報の精査や、主題に対しての強弱、見せる順番。。
何も考えずに作っていたんだな、と今ならそう思うわけです。

その悩みから少し抜け出すきっかけになった考え方をご紹介。

 

まずは原稿を理解する

掲載が必要な原稿というのは、結局のところただの原稿でしかないわけで、
どれをどう配置し強弱をつけて紙面上の物語を作っていくか考えることが
デザインの側面の一つだと思います。

クライアントからもらった原稿を精査して~。
ここが大事なポイントだな~。
これを軸にして、こんな配置で見せたら伝わりやすいかな~。
こういう内容を盛ったらより意味が補強できるかな~。

そんな風に考えるのが割と普通かなと思います。

さて、そうやって内容を理解し、まず文字を流し込んだとします。
大まかな配置を決めて、計画通りにサクサク組めれば問題ありません。

でも、初めからそうやってサクサクできるわけではないですね。
頭では理解できても、いざやって見たらイマイチ。
最初は大体そんなものです。

 

要素を箱で考える。

じゃあ何で、理解してるつもりなのにうまくできないのか。
それは理解してる「つもり」だから~、なんて言うと身も蓋もないですね。

一つ考えられる原因として、そこにある文字や写真を「そのまま」見すぎているってことはないでしょうか。

一文字一文字の組み合わせで意味のある文章になっているはずなので、文の長さや改行位置は重要です。
でもそれを考えるフェーズと、全体の配置を考えるフェーズは分けて考えられると思いませんか?
そして、何かを考える時に大事なのは「できるだけシンプルな形で考える」と言うことだと思います。

文章の羅列を四角に置き換え、写真の外形を一番シンプルな図形に置き換え、とにかくできるだけ
簡単な要素で考えて見ましょう。

あれ、何だか直前より紙面を組みやすくなっていませんか?
(感じ方には個人差があります 笑)

 

紙面を箱で考える。

さて、考える要素をできるだけシンプルに、何となくバランスをとってレイアウトできました。
ところが、どうしてもまだちょっとのっぺりして見える。
全体の配置にメリハリが出て、少なからずよくなってるはずなのに、何故。。。

そんな時は視点を変えて前後の関係を考えて見ましょう。

おそらく要素をシンプルな図形で考え配置している際は、
同階層の横方向の動きだけを意識していたはずです。

だからそこで一歩視点を変えて、各要素の手前と後ろの関係を意識して見ましょう。

見ている画面はあくまで平面ですが、
今制作しているサイズの箱の中に物を配置していると考えて見ましょう。

ただの平面の中に、「空間」生まれましたか?

さて、今回は何だか観念的な話になってしまったかなと思いますが、
整頓してシンプルに考える順番に考えるということは非常に重要なことと思います。
デザイン制作の一助になれば幸いです。

それでは~。

 

もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!

 

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