2023.08.10

【飲食店メニュー制作】焼肉屋さんで注文が殺到するメニューの作り方とは?

デザイン紹介&活用法

ぽん

飲食店を経営している方ならまず考えることは、注文が殺到する定番メニューを作ることかと思います。
見た目や味、ネーミングやボリュームと一つの料理に必要な重要事項が多く、それらを決めていくことも大変です。
せっかく苦労して作り上げた料理も、注文されなければ日の目を見ません。

今回は、焼肉屋さんがメニュー表を制作する際の大事な項目をお伝えしていきます。

 

自慢の超人気メニューを目指そう

 

人に話したくなる話題性

個人がSNSで情報を発信し、不特定多数の個人が情報を受け取る時代です。いわば、無料で宣伝してもらっているのと変わらないですね。
しかし、SNSで発信してもらうには人に話したくなるインパクトが必要です。
「飾り付けが綺麗」「名前が面白い」「おしゃれなのにリーズナブル」などなど、SNSを通して拡散されるような話題性を考えましょう。

 

お店のコンセプトに合ったメニュー

お店の雰囲気とメニューに相違がないかも重要です。
お店のコンセプトによってメニュー内容が変わってきます。
しかし、売れていないお店では家族連れでも最適なメニューからカップルにも最適なメニューと他ジャンルが混ざり、お店がどの方向に進みたいのかコンセプトがわからなくなってしまいます。
店内の雰囲気もごちゃごちゃになり、統一感のない雰囲気のお店になってしまいます。
決めたコンセプトを重要視するこのを心がけてください。

 

期間限定や○○食限定も話題性抜群

期間限定は○○食限定と表記されていると、ついつい注文したくなるのが人です。
常連のお客様にも飽きずに通ってもらえるので、この工夫を取り入れてみてはどうでしょうか。
毎回手間をかけて考えるのも酷なので、軽い実験感覚で取り組んでみてください。

 

ネーミングはインパクトがあって覚えやすいもの

覚えやすくインパクトがあると、つい頼んでみたくなりませんか?
ただの「牛サガリ」だとごく普通の牛サガリですが「北海道白老産厳選牛サガリ」など、少し名前を変えるだけです。
お客様側から見れば「こだわってるんだ」という感覚になり、注文したくなります。

 

コスト計算も忘れずに

メニューやボリュームばかり気にしていると、コストが合わなくなる時があります。
料理が注文されるたびに赤字になっていては、お店として成り立ちません。
原価割れせず、しっかり利益を出すにはどうすればいいかなど計算した上でメニューを作るのも大切です。

 

 

飲食店メニュー表4つのポイント

 

レイアウトに気を遣う

人気のメニューにしたい料理の掲載位置について、「Zの法則」や「Fの法則」に則り決めるといいでしょう。

「Zの法則」左上から右上に、右上から左下に、左下から右下に目線を誘導する法則。
「Fの法則」左上から右に移動。少し下に視線を移動させまた右に移動を繰り返し誘導する法則。

一番見せたいものを上部に置くと見る人の意識に最初に入るため、一押し料理は上部に入れることをお勧めします。
メニューを制作したら第三者にも見てもらい、評価してもらうとよりメニュー表の質が上がります。

 

写真は美しく

普通に写真を撮っても美味しくは見えません。
そこで活用するのはSNSで人気の料理や風景写真を真似ることです。
素敵だなと思った写真の構造を参考に、角度や距離を合わせるとより美味しく綺麗に見えてきます。
何も考えずただ写真を撮ってしまうと、影が映ったり背景に違和感を感じる写真になってしまいます。
お客様も美味しそうに見える写真を見ると、味のイメージが湧いて注文してくれるので、慎重に丁寧に撮りましょう。
難しい場合はプロのカメラマンに撮影してもらうのもお勧めです。

 

料理の魅力を伝える一言

料理のポイントを添えるとその料理への期待値が高まります。
どの点がお勧めなのか具体的なポイント、食材にどのような特徴があるのかなど一品ごとに料理へのこだわりがあるはずです。
その部分を一言でも添えると、わかりやすく伝わります。
もしかすると食材へのこだわりがお客様にもあり、一言メニューに添えただけで注文につながる可能性もあるので、積極的に取り組みましょう。

 

外国人向けのメニュー表

インバウンド需要が高まる一方の日本なので、外国人向けメニューを作っておくといざという時にスムーズに対応できます。
特にアジア圏からの観光客が多く、世界的に英語が公用語とはいえ英語だけのメニューでは対応できないこともあります。
中国語や韓国語のメニューがあると外国人観光客にとって親切であり、店側にとっては注文につながるチャンスです。

 

 

飲食店メニュー表を制作する上での注意点

 

お勧めメニューを目に留まりやすいことろに配置

飲食店にはそれぞれお勧めしたいメニューや人気メニューがあるかと思います。
お客様に注文してほしいメニューを目に留まりやすいところに配置しておくことが重要です。
上記でも記載している通り、視線移動を意識して掲載しましょう。

 

読みやすいサイズとフォントで表示

美味しそうな写真が並んでいても、料理名がぱっと見てわからなければ「美味しそうだけど、何の料理?」となってしまい注文に繋がりにくくなります。
写真の料理はこれだとすぐに判断できるように、読みやすいサイズとフォントで表示し写真の近くに配置しましょう。
ただし、読みやすさを意識するあまりお店のイメージとかけ離れたフォントを選ばないように注意してください。

 

1ページあたりの掲載数は適度に

選択肢が多すぎると、どれを選べばいいかわからなくなってしまいます。
掲載されているメニューがあまりにも多いと、お客様によっては選びにくさを感じてしまいます。
また、料理の写真や文字がぎっしり詰まっているだけでも圧迫感を感じで選びにくくなってしまいます。
お客様が見やすく選びやすいメニュー表を作るには、1ページに載せる料理は3~5品ほどがお勧めです。
全体的に余裕ができると一品一品の写真が際立ち、より美味しく見えてもきます。

 

 

まとめ

メニュー表はお店の看板にもなり得ます。
メニュー表が簡素だと「どんな店なの?」「美味しいの?」などイメージが湧かず、注文しにくい状況となります。
メニューやメニュー表に独自性を持たせ、料理の名前から写真までこだわりを持って制作を進めてみてください。
もしお客様にSNSなどで発信してもらえるようになれば、お店の宣伝にも繋がります。
手間はかかるかもしれませんが、最初に作り込むと後々楽にもなるのでぜひ試してみてください!

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