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よく使う筆文字フォント「勘亭流」について。

2020/03/23

 

勘亭流…フォント名の一つですね。
歌舞伎の看板などに使われており
うねりがある太い様式化された文字はとても特徴的です。
江戸歌舞伎の威勢のいい感性を
雰囲気良く素敵にデザイン化していますよねー。

勘亭流の3つの願い

肉太で丸みがあり、枠一杯に隙間なく書かれ、
ハネが内へと入る意図を含んでいるこの勘亭流の文字は
「興行の無事」「客席に隙間がない」「お客をハネ入れる」
3つの願いが詰まった、
千客万来を願う縁起をかついだものです。

岡崎屋勘六と勘亭流

岡崎屋勘六(1746年~1805年)号名は勘亭。
1779年(安永8年)、江戸日本橋堺町(現在の新富町)に住む勘六に
中村座の9代目中村勘三郎丈が看板などの揮毫を依頼したところ、
それが大好評だったため
以来、中村屋を始め江戸中の劇場が
この「勘亭流」を用いることとなりました。

その後、大阪にも広まり、歌舞伎の文字として定着したそうです。

勘六の号名が勘亭だったため、
そこから「勘亭流」という流名が生まれたんですねー。

 

何気なく目に触れていたこの書体、
240年以上もの長~い歴史を持つ勘亭流のお話でした。

 

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