2017.05.01

意外と知らない常識 ~パブリックドメイン~(無料画像素材も注意)

デザイン制作

adluckdesign

 

はろはろー!!

近頃身におぼえがないのに膝が痛いアキミンです。

これはいわゆる成長痛ですかね!!(;´_ゝ`)

初めて買ったレコードはマッチのデビュー曲ですが何か?

 

さあ今回はパブリックドメイン(public domainについて

カンタンにご説明させていただきます。

広告業界の方ならご存知の方も多いかと思いますが

初耳~!!って方もいらっしゃいますかね。

パブリックドメインとは、

著作物などの知的財産権を保有しない状態のことを言います。

もっとザックリ言いますと、パブリックドメインとなっている写真画像やデザインは

原則的に商用利用しても改変しても、第三者にあげてもOK!!っていうことです。

なんて太っ腹な著作者なのでしょう!!

無料で画像や動画までダウンロードできるpixabayさんなんかは有名ですね。

しかし世の中には無料のフリー素材や無料のフォントもたくさんありますが、

規約を見てみると実は利用の制限が結構あったりします。

「無料で配布されている」=「自由に使っていい」

ということではないのです。

こんな場合は要注意!

商用ではなく個人的利用に限られている場合、

著作権者の表記をしなくてはならない場合、

IllustratorやPhotoshopなどを使用して改変してはいけない場合、

二次配布してはいけない場合など、

これらを無視して、プロのデザイナーがクライアントの案件で使用したことが明るみに出た場合、

広告主にも大きなご迷惑をお掛けしてしまう可能性があります。

とても怖いですね。

しかしパブリックドメインとなっているものについては

これらのリスクが大きく減らすことができます。

ウレシイですね。

ただ、一切の問題が無いか?といえばそうでもありません。

それは知的財産権はなくても、所有権や人格権に抵触する場合があるからです。

例えば、あるカメラマンが

ワタクシアキミンのセミヌード写真を撮ったとします。

この場合、著作者はカメラマンになります。

このカメラマンが著作権を放棄しパブリックドメインとした場合、

一見自由に使えると思えますよね。

しかし、、ワタクシアキミンが

写真は撮られたけど自由に使っていいとは言ってません」と主張すると

人格権に関わってきます。

ご理解いただけたでしょうか。

個人を特定できる画像や、誰かが制作した特徴的なものが写っている写真などは

利用の仕方次第では注意が必要になります。

おそらく今の世の中では、ネットで探せばこのようなことを無視したものが

いくらでも転がっていると思いますが

改めてご注意ください!!

それでは、ちゃお、ちゃ~お!!

 

もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!

 

意外と知らない常識 ~イラストの著作権~
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