2017.04.27

デザイン制作のスピードについて考えてみる

デザイン制作

adluckdesign

 

はろはろー!!

食事は噛まずに飲む。
食事だけは音速の貴公子アキミンです。

テレビなどで太る原因などと言われておりますが
どうなんでしょう?結局のところ体質じゃないかと思ってます。
さあ今回は

デザインを制作する上での制作スピードについてです

例えば同じ案件を制作するにしても

Aさんは5時間で完成。

Bさんは2時間で完成。

その差は3時間。

このように大きな差が開くことは少なくありませんね。

同じ出来映えなら短時間で制作できるほうが、作業効率的にいいはずです。

さて、ではこのように制作時間に大きな差が生まれる原因を考えてみましょう。

マシンのスペックに差がある?

そうですね。それもあるかもしれません。
10年前のマシンと最新のマシンではデータの処理能力に差があります。
重たいデータを扱う時にワンアクションごとにクルクルレインボウが回る。。
ん~ありますね。

ではAさんとBさんのマシンのスペックが同じだとしたら・・・。

やっぱり差が出ます。

データの作り方が違う?

AさんのデータはPhotoshopで特に必要のないレイヤーがあったり
小さい面積しか必要の無い画像なのに、
重たい広い面積の隠れたデータを使用しております。

さらに、大きなPSD画像をillustratorに配置し、
10%以下に縮小しリンクしていました。

そうですね。これではデータも重たくなりますね。

「後にレイヤーや画像を動かさなくてはならない修正がくる可能性もある」

ことに対しての判断かもしれませんが、
毎週、毎月のように更新していくデータの場合などは
はたして今の作り方が適切か?を検証した方がいいでしょう。

しかし、AさんとBさんの根本的な違いは
マシンのスペックでもなく、
データの作り方だけではありませんでした。

では問題です。

F1カーと軽自動車が3km先のゴールを目指し同時にスタートしました
どちらが先にゴールに着くでしょうか?

基本的にはF1カーですね。

では、その3kmの道には
信号が20あったとします。

どちらが早くゴールを切るでしょうか?

かろうじてF1カーかもしれませんが
先ほどより差は縮むはずです。

それでは次に
3kmの道のりに信号が20ある方をF1カー。

3kmの道のりに信号が1つもない方を軽自動車。

どちらが早く目的地に着くでしょう?

そうです。
軽自動車の圧勝です。

何が言いたいかと申しますと
目指すべき方向に赤信号が少ない方が早いのです。

ではデザインを作る上で赤信号とは何を指すのでしょうか?

様々な赤信号があると思いますが
一番のネックとなるのは『悩み』です。

Aさんの画面を1時間ごとに見ていると
途中でどこが変わったのか分からないことがあります。

いじっては、戻し、いじっては、戻し。
前に進んでおりません。

この悩みを解決するには、
ゴールまでの道のりを鮮明にイメージする必要がでてきます。

その解決方法の一つとして
サムネールを描くなどの準備が必要になります。

決まったものを作る上では、
細かいテクニックやショートカットなどの差はあるにせよ
デザイナーキャリアはあまり関係なくなります。

デザインの完成形をよりリアルにイメージできた上で
スペックの高いマシンの使用や効率的なデータ作りが
相乗的な効果をもたらします。

信号の無い道を気持ち良く走りたいものですね。

特にキャリアが浅いデザイナーの方は
作るものを明確にし作業スピードアップを目指して効率化に繋げて下さい!

あっ、大切な事をもう一つ。

ゴールの方向を間違えないこと!!

打合せはしっかりとしましょうね!!

今回はこれまで!!
それでは、ちゃお、ちゃ~お!!