2018.04.05

続々・アニメ塗りのはなし

作業ノウハウ

カボ

 

こんにちは!
好きな食べ物はナス科の野菜です。

今回は、設定表の話をしますよ。
これも明確な決まりがある訳ではないので、
一つの例として読んでくださいまし。

色設定表とは

アニメ制作は、複数人でたくさんの絵を描くことが多いです。
そういう場合、共有する設定が必要になりますよね。
そこで、色を設定した表が必要になってきます。

では一般的にどんなのかと言いますと

こんな感じ。

作品や会社によって細かいところは違いますし、
これはざっくりとした例ですのでだいぶ端折っておりますが、
多くの場合は見本用キャラがいて、色をカラーボックスという物で分けられています。
実際はもっと見やすくまとめてあったり、色分けされてたりもします。

周りにある、四角をカラーボックスと呼び、
そこから色を拾います。

カラーボックスの見方

それでは、カラーボックスの内訳を説明します。

一般的に、一番上がノーマル色。
そこから下に影色が足されていって、
横にハイライトや別枠でトレース色が置いてあることが多いです。
斜線はそこに色は設定されていないということです。

その他

瞳や小物など、情報量の多いものは個別に指定されていることが多いです。
口の中や白目など、複数のキャラで同じ色を使う場合、
共通色という枠で囲まれています。

基本的にはこんな感じで作っておけば大丈夫かと思います。
絶対の決まりごとは無いので、作る際は見やすければOKです。
お仕事やグループ制作などで参考にしてみてくださいね。

 

もっと詳しく知りたい方はこちら!

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