2017.06.26

広告制作での意外な落とし穴!肖像権はクリアしたハズだったのに。

デザイン制作

adluckdesign

 

 

はろはろー!!

「いつも写真うつり悪いなあ・・(自分)」

「いつもその顔だよ・・(友人)」

鏡に映った自分が本物で、写真は本当の自分の顔では無いと思っているアキミンです!!

さあ今回は以前に投稿させていただいた肖像権ですが
実際にあったトラブルをご紹介いたします。

では改めて肖像権とは、

他人から無断で写真画像や映像を撮影されたり、
無断で公表されたりしないようにする権利です。

と説明させていただきました!

ある広告主(企業)が新しいお店をオープンさせ、
開店1日目に行列になっているお客様の写真を撮りました。

その企業は翌週の広告で「おかげさまで大盛況でした~!!」と
写真つきで掲載しました。

企業は無断で撮影しましたが、
当然の配慮としてなるべく顔が写っていない後ろ向きの写真を使用し
顔が写っている人物にはボカシを入れました。

はい。万全!!
肖像権はクリア!!

のハズでした。

しかし、とある一人のお客様から猛烈なクレームが起こりました。

当然クレームを言うということは、
その人は写りたくない理由があるのでしょう。

企業:仮にこの写真の方がお客様でも顔にしっかりボカシをかけてあるので問題ないのでは・・

お客様:顔のことではない!!

企業:えっ?

さて皆さんは何が問題だったと思います?

答えは…
服でした。

なんでも、その服(ブルゾン)の背中には
その人が作ったキャラクターがプリントしてあったそうなのです。

でもこの人の怒っている理由は自身の制作したキャラクターが
写真に写っていることではありません。

その日に、そこで並んでいたことが判ってしまう事が
大問題のようでした。

なにか事情があるのでしょうね~。
企業の内部資料としての写真だったら、何の問題にもならなかったはずですけどね。
結局、企業も大人の対応でどうにか和解したようですが
顔以外でも注意すべきことがあることを教えてくれる事例です。

しかし、何のお店だったのか?
なぜ並んでいたことが判るのが問題だったのか?
誰に知られたくないのか?皆さんも気になりますよね?

しか~し!!
そこは各自の妄想にお任せします!!

はい今回はこれまで!!
それでは、ちゃお、ちゃ~お!!

 

肖像権に対してさらに詳しく!!
意外と知らない常識 ~肖像権~