こんにちは！気持ちは永遠の20歳。Lincaです。

今回はデザインのお悩み相談コーナーです。
みなさん、色々なデザインをしていると思いますが、
悩むときってありませんか？？？

「こういう場合のデザインってどうすればいい？」
「どんなデザインが好まれるの？」
「このデザイン系ってつくったことないんだけど…」

誰だって初めて手掛ける時は壁にぶち当たるものです。
わたしも多々あります。

今回はご年配の方を対象としたデザインを制作する場合に、
どんなことが大事なのか、焦点を当ててみました。
デザインに悩める方たちの解決の緒になればいいなと思います。

そもそも今の高齢者って？

今のシニア世代はご存知のように「団塊世代」と呼ばれています。
戦後の日本を背負って時代の先駆を歩いてきた方たちは、
「自分達が今の日本をつくったんだ！」「若い者にはまだまだ負けたくない！」と、
老人扱いを嫌っているそうです。

たしかに、電車やバスなどで席を譲っても逆に怒ってしまう人もいますもんね。
デザインもその傾向にあるようで、老人の絵が描かれたものや、
お年寄りをイメージさせる文言、橙色やシルバーといったシニアカラーなど、
いかにもなデザインは嫌われるみたいです。
では、どのようなデザインが好まれるのか？

これが高齢者から好まれるデザイン

お年寄りから好まれるデザインにはいくつがポイントがあります。

その1.お年寄りの好きな色

シニア層に好まれる色については、以下のようなアンケート結果があります

男性：1位：青　2位：緑　3位：紺
女性：1位：桃色　2位：緑　3位：青
アンケート結果を見ての通り、

男女共に青や緑が好きな傾向にあるようです。
自然カラーは目にも優しく癒し効果もあるので、好かれるのかもしれませんね。
（わたしも好きです。特に緑…♡）

ちなみに好かれない色は、金・茶色・灰色だそうで、
お年寄りをイメージさせるような色は男女問わず受け入れられないみたいです。
地味系の色は避けたほうがよさそうですね。

その2.色使い

いくら高齢者の好まれる色を使用していたとしても
色使いが良くない場合はデザインを見てもらえません。
若い年代とは異なり、色の組み合わせによっては
認識しにくくなる場合があるので気をつけないとダメです。

ぼんやりさせるような色の組み合わせではなく、
はっきり見える組み合わせにしましょう！
（でもチカチカする配色は当たり前にタブーです☆）

その3.文字サイズ

視力が低下して、小さな文字が読めなくなる方もいます。
ポスターなり、フライヤーなり、ある程度文字を大きくした方がいいかもしれません。
でも大きすぎるのはお年寄りを意識しているように見えてしまうので

あくまでもデザイン感覚で、文字サイズを決めてください。
また、高齢者は横書きよりも縦書きの文字情報を読んでいるときは
思考や創造性を担う、脳の前頭葉という部分の活動が活性化するそうなので、
縦書きのデザインにするのもポイントかもしれないですね！

その4.スッキリとしたデザイン

シンプルで分かりやすいケースが多いようです。
情報をこれでもか！ってくらい詰め込むのはNG☆
伝えたい情報を絞って簡潔にまとめ、難しい言葉を使用せずに
読んですぐに理解できる内容にしましょう！
（これは若い年代でも同じことが言えるはずです）

これらをまとめたらこうなりました！

例）その1

例）その2

例）その3

例）その4

こんな感じでしょうか？
もちろん、季節や用途、シチュエーションや企業のイメージカラーなどもあるので
必ずしも「コレ！」というものはないのですが、
私が考えた、見やすい・分かりやすい・若々しい、
お年寄りから好まれるデザインです。

参考にしてくださいね♡
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