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2017.05.19
意外と知らない常識 ~イラストの著作権~
デザイン制作
adluckdesign
はろはろー!!
三度のメシより仕事が大好き!!アキミンです。
すんません。
嘘つきました。
イラストやキャラクターの著作権
国内外でイラストやキャラクターの著作権でトラブルは多く発生しております。
無許可で有名マンガキャラクターを外国で商品化し、ネットで販売。
いわゆる海賊版ですね。
完全にアウトなやつです。
ですが、我々広告やイラストを制作する上で著作権違反に繋がりそうなシーンは少なくなさそうです。
クライアント:表紙にイラスト入れておいて。こんな感じのね♪
デザイナー:分かりました。似たようなやつ入れておきます。
このような
よくありがちな打合せから大きな問題に発展する危険性がかくれています。
デザイナーはクライアントから渡された参考画像を見ながら予算の関係上、自分でイラストを作りました。
「結構似ちゃったなあ。でも有名キャラでもないので大丈夫でしょ」
そのままイラストはある書籍の表紙として印刷され世の中に出回りました。
それから時間が経ち大きなトラブルに。
その参考としたイラストは社会的にものすごく有名とまではいかないまでも
特徴的なイラストが持ち味で生計を立てている
プロのイラストレーターさんの作品でした。
結果、裁判になり著作権侵害として認められ、書籍の販売差し止めと高額な賠償命令となったようです。
イラスト描く上で既存のものを参考にすることはたくさんあると思います。
ではどういう場合が危険なのでしょう。
最大のポイント
その作品の特徴的な部分を真似してしまうことでしょう。
それを防ぐには原作者の制作時の思考回路に疑問を持つことをオススメします。
「大きな丸い耳の黒いネズミ」これだけで多くの人が思い浮かべるキャラクターがいます。
普通、ネズミの耳は丸くありませんね。
そこには作者のアイデアが表現されています。
「なぜ耳を丸くしたんだろう?」
「おでこのカタチはなんで?色分けは?」
「鼻から口にかけてのラインは?」
普段何気なく見ているものでも、深く見ているとオリジナリティーが満載に詰まっております。
くれぐれもビジネスとして使用するイラストは慎重に。
※上記の裁判沙汰になった事例と「大きな丸い耳の黒ネズミ」の例はまったく無関係です。
それでは、ちゃお、ちゃ~お!!
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