その昔、コート180kgという表記を見て
純粋に紙1枚が180kgと思ってしまった
きっとワタクシだけでは無いハズ。。？

どうしても気になったのでさっき調べて見ました。
不思議に思った人参考にして下さい。

用紙の厚さについて

印刷に用いられる『紙』の
厚みの単位はご存知ですか？

印刷業界に携わっていると紙の厚さで
70kgや90kgといった表示をよく見かけます。

通常厚さを表すときは「㎜」や「㎝」などを
使用しますよね。

印刷業界では紙の厚さを「kg」で表しますが、
どのような意味なのか見ていきましょう。

 

 



 

 

 

厚さの「kg」表現

印刷業界で表される70kgや90kgという重さは、
あるサイズの原紙1,000枚の重量を表しています。

原紙1,000枚分を「１連」と呼び、
重さの事を「連量」といいます。

原紙サイズによって重さは変わってくるので、
連量で厚さを比較する場合は同じ原紙サイズで行います。

厚さの目安

どのくらいの連量で
どのくらいの厚さになるのでしょうか？

だいたいの目安として、
表にしてみました。

※上記は四六版の場合となります。
※連量は用紙の厚さを知る目安になりますが、
同じ連量でも用紙の種類によって厚さが多少異なります。

 



 

印刷物で厚さをイメージ

では、手にする機会の多い印刷物は
どれくらいの厚さの紙を使っているのでしょうか？

実際に触ってみると、
より厚さの感覚が分かると思います。

年賀状・・・厚さ0.22mm相当になります。年賀状・DM等は180kg・135kgがよく使われています。

紙幣・・・・厚さ0.1mm相当ですが、和紙なので手触りは少し厚く感じます。

新聞・・・・厚さ0.05mm～0.1mm相当と、とても薄い用紙になります。

どうでしょうか？

紙の厚さは様々あり少しわかりづらいかもしれません。
事前に情報を集めた上で、実際の用紙の

厚み・質感等用紙サンプルで確認するのが一番確実といえます。
用途によって理想的な紙選びをしていきましょう!

 

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